- ハイセンスは近年急速にサウンドバー市場でシェアを伸ばしているメーカーで、ドルビーアトモス対応モデルを複数展開している
- AXシリーズを中心に3.1.2ch〜5.1.4chまで幅広いラインアップがあり、予算と設置環境に合わせて選びやすい
- プロジェクターとスクリーンで大画面映像を楽しむホームシアターでは、天井方向の高さ表現ができるアトモス対応サウンドバーの効果が特に分かりやすい
- HDMI eARC対応かどうか、ワイヤレスサブウーファーの有無、チャンネル構成(○.○.○ch表記)が選び方の基本ポイント
- 地域によって型番や仕様が異なる場合があるため、購入前に対応規格をパッケージや販売ページで確認すると安心
ハイセンスとドルビーアトモスの関係
ハイセンスは、テレビだけでなくオーディオ機器のラインアップを拡充してきたメーカーで、サウンドバー分野において世界的に成長率の高いブランドの一つとして評価されている。特にドルビーアトモス対応モデルは、天井や壁に反射させて音を立体的に届ける「イマーシブオーディオ」の入門機として注目されやすい価格帯で展開されている点が特徴だ。
最新のAXシリーズの一部モデルには「Hi-Concerto」と呼ばれる連携技術が採用されており、ハイセンス製のテレビとサウンドバーを組み合わせた際に、音声処理をシームに繋げる仕組みが用意されていると案内されている。テレビとサウンドバーを同一メーカーで揃えることで、セットアップの手間を減らせる点もメリットとして挙げられている。
プロジェクターと組み合わせてアトモス体験を最大化する方法
このメディアでも扱っている4Kプロジェクターや家庭用プロジェクターを使った大画面ホームシアターでは、映像の迫力に対して音響が追いついていないと感覚的なバランスが崩れやすい。プロジェクター+スクリーンの組み合わせは視覚的な没入感が強い分、音の広がりや高さ方向の表現があると、映画館に近い体験に近づけやすいと評価されている。
設置面では、プロジェクターの投影位置とサウンドバーの設置スペースが干渉しないよう、スクリーン下やテレビボード上にサウンドバーを置くレイアウトが一般的とされている。天井にアップファイアリングスピーカーの音を反射させる仕組みのため、天井の高さや素材(石膏ボードなど音を反射しやすい素材)によって効果の感じ方が変わるとも案内されている。
代表的なドルビーアトモス対応モデルをチェック
ハイセンスのAXシリーズは、チャンネル構成によって3.1.2ch・5.1.2ch・5.1.4chなどグレードが分かれている。数字の読み方は「フロントch.サブウーファーch.アップファイアリングch」で、最後の数字が大きいほど天井方向の表現力が高くなるとされている。
ハイセンス AX3120G(3.1.2ch)
エントリーグレードに位置づけられる3.1.2chモデル。ワイヤレスサブウーファーが付属し、フロント3chにアップファイアリング2chを組み合わせた構成で、ドルビーアトモスおよびDTS:Xに対応していると案内されている。初めてアトモス対応サウンドバーを導入する人や、設置スペースをあまり取りたくない人に向いているとされるクラスだ。
ハイセンス AX5120G(5.1.2ch)
フロント5ch+サブウーファー+アップファイアリング2chの5.1.2ch構成。AIによる音場補正機能やプリセットの音響モードを搭載しているとされ、映画・音楽・ニュースなど再生コンテンツに応じて音質傾向を切り替えられる点が評価されている。ワイヤレスサブウーファーが付属し、低音の量感を確保しやすい構成になっている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| チャンネル構成 | 5.1.2ch |
| 対応規格 | ドルビーアトモス・DTS:X |
| サブウーファー | ワイヤレス接続 |
| 特徴 | AI音場補正・複数の音響プリセット |
ハイセンス AX5140Q(5.1.4ch)
より上位の5.1.4ch構成で、アップファイアリングが4chに増えている分、天井方向の音の広がりをより細かく表現できるとされているモデル。リアスピーカーが付属するタイプもラインアップされており、包囲感のあるサラウンド構成を組みやすい。「Hi-Concerto」技術によるテレビ連携にも対応しているとされ、ハイセンス製テレビと組み合わせる場合に相性がよいとされている。
選び方のチェックポイント
ドルビーアトモス対応サウンドバーを選ぶ際は、以下のポイントを確認すると失敗が少ないとされている。
| チェック項目 | 確認の意味 |
|---|---|
| チャンネル構成(○.○.○ch) | 最後の数字が大きいほど天井方向の表現が豊か |
| 接続端子(HDMI eARC/光デジタル) | プロジェクターやテレビとの接続方法に直結 |
| サブウーファーの有無・接続方式 | 低音の量感と設置の自由度に影響 |
| 設置幅・奥行き | スクリーンやテレビ台のサイズとの干渉確認 |
また、プロジェクターを使ったホームシアター環境では、映像機器の電源と音響機器の電源を一括管理できるタップを使うと、視聴前の準備がスムーズになる。HDMI接続の場合は、プロジェクター側・サウンドバー側の両方がeARC(拡張オーディオリターンチャンネル)に対応しているかどうかで、ロスレス音声の伝送可否が変わる点も意識しておきたい。
設置と接続のコツ
ドルビーアトモス対応サウンドバーの効果を感じやすくするには、設置位置が重要になる。サウンドバー本体はスクリーンやテレビの真下、できるだけリスニングポジションの正面に平行に置くことが基本とされている。アップファイアリングスピーカーの音を天井に反射させる仕組みのため、天井が高すぎたり吸音材が多い部屋では効果が感じにくくなる場合がある点も覚えておきたい。
リアスピーカーが付属するモデルを選ぶ場合は、視聴位置の後方・やや高めの位置に設置すると、包囲感のある音場を作りやすいと案内されている。配線を隠したい場合はケーブルカバーやモールを使うと見た目もすっきりする。
まとめ
ハイセンスのドルビーアトモス対応サウンドバーは、AXシリーズを中心に3.1.2chのエントリーモデルから5.1.4chの上位モデルまで幅広く展開されており、予算や設置環境に合わせて選びやすいラインアップになっている。プロジェクターと組み合わせた大画面ホームシアターでは、映像の迫力に音響の立体感が加わることで、より映画館に近い視聴体験に近づけやすい。選ぶ際はチャンネル構成・接続端子・サブウーファーの方式を中心に、設置スペースとの相性を確認しておくと失敗が少ない。
ハイセンスのドルビーアトモス対応サウンドバー比較と選び方をまとめました
チャンネル構成が大きいほど天井方向の音の広がりが豊かになる一方、設置スペースや価格も上がっていく傾向にある。まずは自分のホームシアター環境の広さやプロジェクターのレイアウトを確認し、無理のない範囲でチャンネル数とサブウーファーの設置方式を選ぶのがポイントだ。テレビとサウンドバーを同一メーカーで揃えると連携機能を使える場合がある点も、選択時の参考にしたい。





